Urban Glacier
記事 · レイヤリング 2026-05-16

東京の冬に合うレイヤリングの組み立て方

気温差が激しい都市環境で、蒸れずに暖かくいるための3層の使い方
橘
橘 誠一
ファウンダー
2026-05-16
ファッション、女性、ジャケット、レザー、冬のシーズン

東京の冬の難しさは、気温そのものよりも温度差にあります。朝の外気温が5度でも、満員電車の中は25度近くになることがあります。この差を快適に乗り越えるには、一枚の厚いコートより、薄い層を重ねる方が合理的です。

ベース層:肌面を乾かす役割

ベース層は、汗を素早く外に逃がすことが主な役割です。メリノウールや化学繊維の薄手インナーが適しています。綿素材は汗を吸ったまま乾かないため、体が冷える原因になります。

厚さは薄手で十分です。ベース層に保温を求めると、電車の中で暑くなりすぎます。

ミドル層:保温を担う中間層

ミドル層は、体から放射される熱を閉じ込める役割を担います。フリース素材のプルオーバーや、薄手のインサレーテッドベストがここに当たります。

ミドル層の厚さで全体の暖かさを調整します。気温が高い日はミドル層を省き、寒い日は厚めのものを選ぶ。この層の選択が、レイヤリングの核心です。

アウター層:風と雨を防ぐ外壁

アウター層の主な役割は防風と防水です。保温はミドル層に任せ、アウターはできるだけ薄くシンプルなものを選ぶと、着ぶくれせずにすっきりしたシルエットになります。

DWR加工が施されたシェルジャケットは、雨の日でも表面が水を弾くため、傘をさしていても安心です。ウールコートを選ぶ場合は、防水性よりも防風性と見た目のバランスを重視するのが現実的です。

気温別の組み合わせ例

気温10度前後:ベース+ミドル(フリース)+シェルジャケット。電車の中ではシェルを脱いで調整できます。

気温5度以下:ベース+ミドル(インサレーテッドベスト)+ウールコート。ベストはコートの下でも着ぶくれしないスリムなシルエットを選ぶと快適です。

レイヤリングは、一度仕組みを理解すると毎日の選択が楽になります。どの組み合わせが自分に合うか迷う場合は、パーソナルスタイリング相談でご相談ください。

#レイヤリング#東京 冬#防寒#テクニカルウェア

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